「Jリーグの夢」 初代チェアマンがJオープニングマッチの“再現”で感動のスピーチ
2月25日に東京V×横浜FMが対戦
J1リーグの開幕戦、2月25日に国立競技場で行われる東京ヴェルディと横浜F・マリノスの試合前に、初代チェアマンの川淵三郎氏がスピーチ。感極まって言葉に詰まりながら歓声に応えた。
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東京Vは昨季のJ1参入プレーオフを勝ち抜いて昇格。2008年以来のJ1での戦いに臨むが、その開幕戦の相手が横浜FMになった。これは、互いに前名称のヴェルディ川崎と横浜マリノスとして1993年5月15日にJリーグ創設のオープニングマッチとして行われたカードが31年ぶりにリーグ初戦で顔を合わせるものになった。
当時の試合が行われ、改装された国立競技場には31年前の川淵チェアマン(当時)によるオープニングスピーチの映像も流された。そして、川淵氏は「先ほど流れたスピーチでの大きな夢とは老若男女が自分の好きなスポーツを楽しめるクラブを日本中に作っていこうという夢です。その夢をヴェルディはJ2にいながら16ものチームを運営してくれている。Jリーグの夢です」と話すと、感極まって言葉に詰まった。
そして、川淵氏はマリノスのサポーターに向け、「マリノスはJリーグを代表してACL(AFCチャンピオンズリーグ)を戦っています。優勝できることを心から願ってます。マリノスはもちろん、Jリーグのより一層の発展に向けて力を貸してください」と呼び掛けた。
当時のJリーグ2強による対戦は、昨季のJ1で2位の横浜FMに16年ぶりのJ1を戦う東京Vが挑む構図になるが、ピッチ上でどのような戦いが繰り広げられるか注目される。
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