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アザールが全盛期彷彿? 引退から4か月、キレキレドリブルに海外注目「連れ戻したい」
アザール氏がカタールでチャリティーマッチに出場
元ベルギー代表MFエデン・アザール氏が現地時間2月23日、カタールで行われたチャリティーマッチに出場。再びピッチにその姿を現したなか、現役時代の輝きを思い起こさせる繊細なタッチのドリブルが注目を集めている。
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現在33歳のアザール氏は、2007年にフランスのリールでプロデビューを果たし頭角を現すと、12年にイングランド1部チェルシーへと移籍。在籍7シーズンで国内3大タイトルだけでなくUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝2回と6つのタイトル獲得に貢献した。
2019年からは活躍の場をスペインへ。同国の強豪レアル・マドリードに移籍するも、度重なる怪我に悩まされインパクトを残すことはできず、昨季終了後にクラブとの契約を解除した。その後は現役続行の可能性も報じられていたものの、昨年10月10日に現役引退を表明している。
そんなアザール氏はこのほど、カタールのアフメド・ビン=アリー・スタジアムで開催されたチャリティーマッチ「Match for Hope」に出場。これは途上国の社会から取り残された子どもたちに教育機会を提供するための慈善活動で、アザール氏のほかにも元ブラジル代表MFカカ氏、元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏などそうそうたるレジェンドが集結した。
アザール氏自身もこの試合でゴールを挙げたなか、やはり見どころは足元のテクニックだったようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は試合後、「アザールはいまだ健在。なんてプレーヤーだ」というメッセージとともにドリブルにフォーカスした動画を公開した。
この動画に収められていたのは、ペナルティーエリア内左でボールを持ったアザール氏が中央へとカットインしていく様子。チャリティーマッチ特有のプレッシャーがかからない状況とはいえ、まず切り返しで目の前の1人を抜くと低重心の細かいボールタッチで次々と相手を置き去りにしていく。最後はカバーに入られボールを奪われたが、テクニックの健在ぶりを感じさせるひとコマとなっている。
アザール氏のドリブルシーンが公開されると早速ファンが反応。コメント欄には「チェルシーに連れ戻したい」「なんで引退してしまったんだろう」「まだトップでやれていたと思うけど」「真のレジェンド」「引退は早すぎた」といった声が寄せられている。