G大阪、ペルー代表大物ストライカーと交渉報道 アデミウソンとJ屈指の南米2トップ結成も

実力は申し分なし…懸念は“問題児ぶり”

 G大阪は実績十分のペルー代表FWに白羽の矢を立て、スムーズに交渉が成立して加入が決まれば、アデミウソンとの強力2トップ結成もあり得る。今オフには阿部浩之(→川崎)や大森晃太郎(→神戸)ら、かつての3冠獲得メンバーがチームを去っただけに、得点力アップも大いに期待できそうだ。

 その一方でゲレーロの“問題児ぶり”は懸念材料の一つか。ドイツ時代にはサポーターにペットボトルを投げつけて5試合、相手GKへの危険なファウルで8試合の出場停止処分を受けている。またペルー代表でもワールドカップ予選で審判への侮辱行為を働き6試合出場停止となった。さらに、膝の治療で母国ペルーに戻っていた際、飛行機恐怖症でチームに合流できないという問題行動も起こしている。

 もっとも、2015年バロンドールで59人の候補リストにペルー選手として初めて名を連ねた偉大なストライカーであり、実力は申し分ない。果たしてG大阪のユニフォームに袖を通すことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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