「プレス戦術が作り込まれてる」 J1開幕戦ハイプレス“機能美”が反響「前線から蟻地獄」
スキッベ体制3シーズン目で好発進
サンフレッチェ広島は2月23日、J1リーグ開幕節で浦和レッズとホームで対戦し、2-0で勝利した。新加入のFW大橋祐紀が2ゴールで勝利に貢献した一方で、ドイツ人のミヒャエル・スキッベ監督の仕込んだプレッシング戦術に注目が集まっている。
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試合は前半45分、MF川村拓夢が思い切った左足ミドルを放つとGK西川周作が弾いたところに大橋がいち早く反応し先制ゴールを奪うと、後半10分、左サイドでボールを持ったFW加藤陸次樹がゴール前にクロス。これに大橋がヘディングで合わせて、広島が2-0で勝利した。
そんななか、Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは、「圧巻のボール奪取」と題して広島のハイプレスシーンに注目し動画を公開。スキッベ監督の仕込んだハイプレスは、ペア・マティアス・ヘグモ監督が率いるチームに圧をかけ続けた。
広島は後半8分、左サイドでボールをつなごうとする浦和に対して、MF中野就斗が守備のスイッチを入れるプレスを発動。これに前線の選手たちも連動したプレスをかけると、最終的に大橋がPKを獲得。このPKをFWピエロス・ソティリウが外してしまったものの、前線の選手たちが積極的にプレスをかけるシーンが目立った一戦だった。
動画のコメント欄では「強度の高いめっちゃいいサッカー」「まさに、ずっと俺のターン」「スタジアムとの一体感がいいなぁ」「前線からの蟻地獄」「大橋のプレスもすごいいい…!!」「かなりしっかりプレス戦術が作り込まれてるのが分かる」など、反響の声が上がっていた。
スキッベ体制3年目でチームの強みを発揮しつつある広島。リーグ優勝に向けて幸先のいいスタートを切った。