なでしこJ、運命の北朝鮮戦スコアレスで前半終了 自陣ミスからあわや失点のピンチも

中立地開催の一戦は0-0で後半へ【写真:Getty Images】
中立地開催の一戦は0-0で後半へ【写真:Getty Images】

パリ五輪最終予選第1戦・北朝鮮と中立地サウジで対戦

 なでしこジャパン(日本女子代表)は2月24日にパリ五輪アジア最終予選、北朝鮮との初戦に臨みスコアレスで前半を終えた。

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 パリ五輪へのアジア枠は2チーム。4チームが最終予選に残り、2組のホーム&アウェー戦での勝者が切符を掴む。日本と北朝鮮の初戦は、当初は北朝鮮の首都ピョンヤンで行う予定だったが今月に入ってアジアサッカー連盟(AFC)から中立地開催が勧告され、試合の4日前にサウジアラビアのジッダでの開催が決まる前代未聞のドタバタ劇だった。

 5バックで守備を固める北朝鮮に対して日本がボールを持つ展開になったが、30度を超える気温の中で前半の集中力がある相手に対してはなかなかゴール前まで切り込めず試合が進んだ。逆にロングボール1本からペナルティーエリア内でのシュートを許す場面もあり、GK山下杏也加のセーブで事なきを得た。前半25分過ぎには自陣でのミスから枠内ミドルを放たれると山下がしのぎ、そのあとのコーナーキックでも際どいヘディングシュートを許すなど難しいゲームになった。

 このまま日本はビッグチャンスを作り切れないまま、0-0で前半を終了。ハーフタイムで後半に向けた修正ポイントを整理したいところだ。

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