レアル、久保がソシエダと契約延長で静観へ 海外注目「リバプールの邪魔をするつもりはない」
久保は2月12日にソシエダと29年6月まで契約延長
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、2月12日にクラブと2029年6月まで契約を延長した。ソシエダでのプレーに満足しているコメントを発する一方で、スペイン1部レアル・マドリードやイングランド1部リバプールなどは依然として獲得に関心を持ち続けているともされるが、レアルはリバプールの動きを「邪魔するつもりはない」との報道に英メディアも注目している。
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2022年夏にレアルからソシエダへ完全移籍した久保。移籍1年目からラ・リーガ35試合に出場して9ゴールと、リーグ日本人最多ゴール記録を更新した。
今季もリーグ戦で19試合6得点を記録していた2月12日、久保はソシエダと2年間の契約延長を締結。「ここは僕の生まれ故郷からはとても遠いけれど、まるで家にいるくらい居心地がいい。バスクの人たちと僕たち日本人にはたくさん似ているところがあると思います。快く受け入れてくれてありがとう」と、クラブSNSに投稿された動画で語っていた。
レアル専門メディア「Defensa Central」を基にした情報によれば、「レアルはリバプールの久保獲得を邪魔するつもりはない」というが、英メディア「TeamTalk」は久保が契約延長後の2月21日に開かれた記者会見で、ソシエダでのプレーに満足していると強調したことを伝えつつ、レアルとリバプールの動向について伝えている。
「カルロ・アンチェロッティ監督が日本代表(久保)をベルナベウに戻すことに関心を持っているとされるが、キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)とブラジルの天才少年エンドリック(パルメイラス/2024年夏にレアル加入で合意済)の加入が目前に迫っているため、実際アンチェロッティ監督は久保を必要としていない。レアルは久保が他クラブに獲得されるのを見て満足するだろうし、そこにリバプールが登場することになるだろう。久保はモハメド・サラーの後継者とみなされており、契約解除条項が発動されれば、レアルは売却条項を通じて3000万ユーロ(約49億円)の利益を得ることが再確認されている」
ソシエダと契約延長を結んでも、久保への関心度は依然として高いようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)