リバプールの英雄が下部組織コーチに就任後、闘将と会談

　リバプールのユルゲン・クロップ監督が、下部組織のコーチに就任した元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードのステップアップを全面的にサポートすると約束した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

　クロップ監督はサウサンプトンとのリーグカップ準決勝第2戦に向けた記者会見に出席。下部組織のコーチ就任が決まったジェラードと会談したことを明かした。

「私たちはとても有意義に、とても長い時間話し合ったよ。この部屋（会見場）にいるみんな、彼が素晴らしい男だと私よりもよく知っているだろう。スティーブンがどうしたいのかを知ることが重要だった。そして彼は将来、最高の監督になりたいと言った。クールだ」

　ジェラードの夢を聞いたクロップ監督は、クラブの英雄を全面的にバックアップすると約束。情熱溢れるドイツの名将は、選手の発掘や育成に定評がある。ドルトムント時代にMF香川真司やMFマリオ・ゲッツェら若手を一流選手に育て上げたが、指導者の育成にも乗り気のようだ。