ソシエダがホーム3か月勝利なし “久保頼み”を現地指摘「ランプをこすってくれるクボを探した」

ビジャレアル戦でプレーする久保建英【写真:Getty Images】
ビジャレアル戦でプレーする久保建英【写真:Getty Images】

久保は後半39分までプレー

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間2月23日にホームで行われたラ・リーガ第26節ビジャレアル戦に1-3で敗れた。日本代表MF久保建英も後半39分までプレーしたが、ホームでは約3か月勝利から遠ざかっており、現地メディアも「悲しい夜」と伝えている。

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 前節マジョルカ戦で今季7点目を挙げた久保は先発出場。古巣ビジャレアル相手に前半4分に右サイドからドリブル突破を仕掛けると、同13分にはコーナーキックでスペイン代表MFブライス・メンデスのチャンスを演出した。しかし、チームは前半17分に先制を許すと、後半開始早々にも失点。後半41分にスペイン代表MFミケル・メリーノのゴールで1点を返したが、その後突き放されて1-3で敗れた。

 データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、久保は84分間のプレーでボールタッチ73回、パス成功数47本中39本(成功率83%)、キーパス3回、クロス14本中3本成功、ロングボール成功4本中4本、シュート2本(うち枠内2本)、ドリブル成功5回中2回、地上戦デュエル勝利数7回中3回、ポゼッションロスト25回という成績だった。

 スペイン現地紙「Noticias de Gipuzkoa」は、リードを許される展開のソシエダに関して、「ノーアイデア、ノーインスピレーション」と精彩を欠いたことを指摘。ソシエダは昨年11月のラ・リーガ第14節セビージャ戦(2-1)以降ホームで勝利から遠ざかっており、「ファンに喜びを与えることなく、3か月は長すぎる。レアル・ソシエダにとっては悲しい夜だった」と伝えつつ、「ランプをこすってくれる久保を常に探した」と久保頼みだったことにも触れていた。

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