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ソン・フンミンが「新たな犠牲者に」 サウジDFの蛮行に海外驚き「逆鱗に触れた」【アジア杯回顧】
サウジDFアル・ブライヒがファン・ヒチャンやソン・フンミンに蛮行
2024年のアジアカップでは数々の反響シーンがあったなか、今回はサウジアラビアのDFアリ・アル・ブライヒが決勝トーナメント1回戦で韓国代表の選手に対して殴打や髪をわし掴みにするなどした蛮行を振り返る。
グループFを2勝1分の首位通過を果たしたサウジアラビアは、決勝トーナメント1回戦でグループE2位(1勝2分)の韓国と対戦。勝利目前の後半アディショナルタイムに韓国FWチョ・ギュソンに劇的な同点弾を叩き込まれて追い付かれると、相手の勢いに押されPK戦を2-4で落とした。
そのなかで、サウジアラビアDFアル・ブライヒは延長前半6分、コーナーキックの場面で韓国FWファン・ヒチャンを殴打し、転倒させる。主審がイエローカードを提示しなかったことに対し、主将のソン・フンミンが抗議すると、事の“元凶”であるアル・ブライヒがいきなり突き飛ばし、髪をわし掴みにする驚きの蛮行を見せたのだ。
UAE(アラブ首長国連邦)メディア「アル・アイン・ニュース」は「ソン・フンミンもアル・ブライヒの新たな犠牲者に加わる」と見出しを打ち、「ソン・フンミンがアル・ブライヒを意にも介さなかったことが彼の逆鱗に触れ、不可解なことに韓国のキャプテンの髪をわし掴みにした」と、アル・ブライヒの“問題児ぶり”に言及している。
アル・ブライヒは過去にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対しても問題行動を起こしていたことが明らかに。「アル・ブライヒの無礼な行為にもかかわらず、韓国のキャプテンは落ち着きを払い、アル・ブライヒへの反発は示さなかった」と、事態を大きくせずに済んだソン・フンミンの“大人の対応”がスポットライトを浴びる形にもなった。
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