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イブラヒモビッチが母国の偉大なアスリートランク2位に怒り心頭
「1から5位までオレであるべきだ」
パリ・サンジェルマンのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、母国の新聞社が行ったスウェーデン史上最も偉大なアスリートの読者投票で2位に終わったことに激怒している。
地元紙「ダーゲンス・ニュヘテル」は、同国の歴史を彩ったアスリート150人を選出した。その中で、33歳の天才は2位につけた。続く3位は男子卓球の1992年バルセロナ五輪金メダルのヤン・オベ・ワルドナー氏。4位は世界ゴルフの100人目となる殿堂入りを果たしている女子ゴルフのアニカ・ソレンスタム。5位には、史上最高のアルペンスキーヤーとも称された五輪金メダル2度の英雄インゲマル・ステンマルク氏が入った。
そして、栄えある1位は1983年に現役引退した男子テニスプレーヤーで、4大大会通算11勝のレジェンド、ビヨン・ボルグ氏だった。現在は自身の名前を冠したアパレルを世界で展開するなど、世界的なスーパースターだ。
それぞれの競技で世界一に輝いた偉人ばかりだが、誇り高きイブラヒモビッチは我慢できなかったようだ。この投票結果を聞いた後、同紙に対して「ありがとう。だが、2位はビリと同じことだ。他の選手に対する敬意を評しても、オレはこのリストの1、2、3、4、5位であるべきだ」とコメントした。
スウェーデンの年間最優秀サッカー選手に9度選出されたスターは自らの存在を1位から5位まで並ぶべき者はなし、と唯我独尊であることを主張した。
ボルグ氏については「彼はクールな人間で、生きる伝説だ」と敬意を評しているイブラヒモビッチだが、2位という立場に怒り心頭の様子だった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images