中村憲剛氏が太鼓判「ブレイクする可能性ある」“後輩”は? 今季Jリーグ補強を内田氏と総評

内田篤人氏が中村憲剛氏と今季Jリーグの補強に総評【写真:DAZN】
内田篤人氏が中村憲剛氏と今季Jリーグの補強に総評【写真:DAZN】

内田氏、中村氏が番組内で今季補強後の各クラブ戦力を探る

 元日本代表DF内田篤人氏がMCを務めるスポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」に、MF中村憲剛氏がゲスト出演。今シーズンも多くのクラブが補強に動いて移籍市場は活発だったが、内田氏、中村氏はどのように感じたのか。

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 2人がまず言及したのは、今シーズンよりジュビロ磐田に加入した元日本代表GK川島永嗣のことだった。内田氏が「永嗣さん!」と言うと、川崎フロンターレ時代のチームメイトでもあった中村氏が「川島さんね。事後報告でしたからね、彼は」と言うと、内田氏は大爆笑。中村氏はスマホでニュースを見た時の様子を再現しながら、「『え?磐田なの?』ってパパパッと(メッセージを)送ったら『ごめーん』みたいな感じで(返信が来た)。忙しくてバタバタしていたみたい」と、連絡がなかった理由についてフォローを入れた。

 名古屋グランパスが積極補強したことについて触れられると、内田氏はアビスパ福岡から加入したFW山岸祐也について、「あれだけルヴァンカップで活躍したら、あるだろうなと思っていました」と、新天地を求めることを予想していたという。

 また、内田氏の在籍していた鹿島アントラーズで10番を付けていたMF荒木遼太郎もFC東京へレンタル移籍。内田氏は「アイツ、鹿島から…」と言った後に「頑張りなさい、やればできるんですから」とエールを送った。

 昨季J1初優勝のヴィッセル神戸は、福岡からMF井手口陽介、川崎からFW宮代大聖、浦和からDF岩波拓也らを獲得した。中村氏は「やっぱり優勝チームなので、大幅に何かを変える必要はない。どちらかと言うと、さらに積み上げる形で」と言うと、Jリーグのレギュレーションが今季から変わったことで、監督交代が頻繁に起こる可能性を中村氏が指摘した。内田氏も「結構、ガチ勢が多い。ちゃんと強いところだけ引っ張ってきている」と同意した。

 今季J1に初昇格を果たしたFC町田ゼルビアは鹿島からDF昌子源を獲得し、キャプテンを務めることになった。大量19名を獲得して、在籍選手数が39選手となったことについて、中村氏は「1チーム、39人は多いね。マネジメントする方がすごく大変だと思います」と、大所帯の難しさに触れた。内田氏もその点に同意しつつ「町田がどこまで行けるかは、結構、楽しみです」と注目していることを明かす。中村氏は「前評判というか、キャンプでは強いって聞いています。結構いろんなところに勝っているので聞いているので」と、トレーニングマッチで好成績を残していることに触れた。

 サンフレッチェ広島は、昨シーズン湘南ベルマーレで13得点を挙げたFW大橋祐紀を獲得した。全体的な広島の補強について、中村氏は「そこまで動いてはいないけどね」と言い、大橋については「湘南残留の立役者といっても過言ではない。泥臭くて、右左頭(どこでも点を取れる)。中央大の後輩なんです。怪我もあったんですけど、力を付けてきて、ブレイクする可能性はある。加藤陸次樹も(中大の)後輩なんです。マルコス(・ジュニオール)もいるし、広島は結構、おもしろいなと個人的には思っています」と、コメントした。

 最後に2022年のJ1得点王チアゴ・サンタナを清水エスパルスから、イタリア1部ASローマからノルウェー代表MFオラ・ソルバッケン、名古屋からFW前田直輝、スウェーデン1部ヘッケンからスウェーデン代表サミュエル・グスタフソン、FC東京からFW渡邊凌磨、ベルギー1部ウェステルローからMF松尾佑介と、大型補強を行い優勝候補に挙げられる浦和レッズについて言及。

 ソルバッケンについて、「すごいって聞いた」と内田氏は言うと、中村氏は「どこで出るかですよね。ウイングなのか、インサイドハーフなのか。出し手にも受け手にもなれますからね。4-3-3がベースだとは聞いているので。けれどもウイングもかなり浦和はいるから。松尾も帰ってきて、前田も獲って、渡邊凌磨はサイドバックもできる。そもそも大久保(智明)もいるし。監督も変わりましたからね」と、浦和の充実ぶりを語った。

 さまざまな動きがあったオフシーズンだが、今シーズンはどの新戦力が輝くことになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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