ルートン相手に4-1で勝利

　イングランド1部リバプールの日本代表遠藤航は2月21日、プレミアリーグ第26節ルートン・タウン戦（4-1）でフル出場し、攻守に奮闘する活躍を遂げた。前半31分にはダブルタッチからの浮き球パスで決定機を演出。英地元紙「リバプール・エコー」は「ワンダフルプレー」と称えている。

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　遠藤はアジアカップから合流後もスタメンの座を譲らず、3試合連続でスタートからピッチに立った。リバプールは序盤から支配するもなかなかゴールを割れず。前半12分に失点を許し、1点ビハインドのまま前半を折り返した。後半に入りさらに猛攻を仕掛けると、同11分、13分と立て続けにゴール。勝ち越しに成功すると、勢いは止まらず、同26分、試合終了間際の同45分にも追加点を奪って4-1の逆転勝利を収めた。

　そのなかで、遠藤は攻撃でも存在感を発揮。海外でも称賛されているのが前半31分、パスを受けた遠藤が相手のプレスをダブルタッチで難なくかわすと、持ち運んだあとに浮き球のスルーパスをFWルイス・ディアスへ供給。惜しくもディアスのシュートはゴール左に逸れたものの、個人技が光った。

　遠藤の浮き球パスに「リバプール・エコー」紙は「遠藤のワンダフルプレー。抜け出してルートンの最終ラインを越えるボールを送ったが、ディアスは合わせることができず、スライスした」と称賛。決めていればスーパーアシストとなったが、攻撃でも精度の高いプレーを見せつけていた。