久保建英の発言は「野心的で非常に明確」 契約延長の訳をスペイン紙指摘
クラブの会見に臨んだ
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が2月21日、クラブの公式記者会見に登場。クラブと2029年まで契約を更新したなかでの心境を明かすなど実りある時間となった。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は会見での久保の発言について「ソシエダに対して野心的で非常に明確」と分析している。
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ソシエダで2シーズン目を迎えた今季の久保は、ラ・リーガ20試合に出場し7ゴール3アシストを記録。攻撃の中心選手として絶対的な地位を確立しており、今月12日にはクラブと2028-29シーズンまで2年間の契約延長で合意したことを発表し、クラブ残留の意思を見せた。
現地時間2月21日に行われた記者会見では、契約延長に対する心境が明かされ、久保は「契約更新ということは、双方が満足しているということ、僕の場合も同じだ。ここでとても満足しているし、現時点ではクラブも僕に満足していると思う。それが鍵だった」と、相思相愛の関係性を強調した。
ソシエダでの毎日は人生だといい「毎日のこと。起きて、トレーニングに来て、家に帰ると、家ではほとんど何もしない。私は人生のほとんどをチームメイトと過ごし、彼らと友達になる。同僚で人生の一部」と話した。
会見で久保はソシエダに対しての思いを語りつくした。「ムンド・デポルティーボ」紙は「久保はソシエダに対して野心的であり、彼の発言は非常に明確。彼はタイトルがほしかったし、今でもそれを望んでいる」と報道。久保は「タイトルを手にしてソシエダに戻るという考えはあったが、カタールではできなかった。そこでできなかったことをラ・カルトゥーハ(国王杯決勝のスタジアム)で達成したいと思っている」と、2月28日に準決勝セカンドレグ・マジョルカ戦を迎える国王杯(コパ・デル・レイ)に向けて意気込んだ。