三笘脅かした危険プレーに「理解を寄せた」 元英代表FW同情スタンスに海外驚き
元イングランド代表FWリネカー氏が一発退場となったホルゲートの対応に言及
イングランド1部ブライトンMF三笘薫がプレミアリーグ第25節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)で受けた悪質タックルの余波が拡大するなか、元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏が一発退場となったDFメイソン・ホルゲートの対応に言及。海外メディアは「このDFのディフェンスに理解を寄せている」と発言に注目している。
ホルゲートはブライトン戦の前半11分、左サイドでドリブル突破を仕掛けた三笘に対して足裏を向けた激しいタックルを敢行。主審はイエローカードを提示したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。オンフィールドレビューで確認された結果、一発退場となった。
ボールとは関係のないチャレンジで、悪質性の高いタックルが物議に発展したなか、海外サッカーサイト「OneFootball」はかつて名古屋グランパスエイト(現名古屋グランパス)でプレーした元イングランド代表FWリネカー氏の見解に注目。脚光を当てたのはポッドキャスト番組「The Rest is Football」での発言だ。
ホルゲートのプレーに対する非難の声が多く挙がるなかで、リネカー氏は「退場は狂気の瞬間だったね。ただ正直に考えると、彼(ホルゲート)は強くボールを蹴り出そうとしたものの身体が流れてしまい、そうならなかったのではないかな」と、擁護するスタンスを見せている。
記事では「驚くことに、かつてエバートンやバルセロナでストライカーとして活躍したギャリー・リネカー氏はいくらか同情的なスタンスとともにホルゲートのディフェンスへ一歩踏み込んだ。試合で見せたチャレンジを『狂気の瞬間』としつつも、このDFのディフェンスに理解を寄せている」と、ラフプレーへの私見に対して驚きを持って伝えていた。
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