接触プレーでハルMFが頭蓋骨骨折のアクシデント 病院へ緊急搬送される

ケイヒルとの競り合いで負傷したメイソン 全治不明も状態は安定

 プレミアリーグ第22節のチェルシー対ハル・シティの一戦で、ハルMFライアン・メイソンが接触プレーで頭部を強打し、頭蓋骨を骨折するアクシデントが発生した。英公共放送「BBC」が報じた。

 前半12分、チェルシーが得た右CKのチャンスでのことだった。中央へふわりと上がったクロスボールに対し、チェルシーDFギャリー・ケイヒルとメイソンが空中で激突。ケイヒルのヘッドバットを側頭部にもろに受ける格好となったメイソンはその場に倒れ込み、主審は即座に救急スタッフをピッチへ呼び込んだ。

 メイソンには立ち上がることができず、酸素マスクが使用される緊迫した状況となった。結局、プレー続行は不可能でロンドン市内のセントメリーズ病院へ搬送。メイソンは頭蓋骨を骨折していたことが分かった。

 このアクシデントにより、前半に9分という長いアディショナルタイムが設けられた。

 試合後、ハルはメイソンの状態についての声明を発表。現在は安定した状態にあるというが、数日間は搬送先の病院で安静に過ごすことになるという。全治などの詳細は、現時点では明らかになっていない。

 試合は2試合ぶりに復帰したチェルシーFWジエゴ・コスタと、メイソンと衝突したケイヒルの得点によって、ホームチームが2-0で勝利している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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