リバプール遠藤の適応力にOB脱帽…ビッグゲームで「大きな影響力持つだろう」と太鼓判
リバプールOBギャリー・マック・アリスター氏が遠藤のパフォーマンスに言及
日本代表のキャプテンを務めるMF遠藤航は所属するイングランド1部リバプールでも先発に定着し始め、チームに欠かせない存在となりつつある。リバプールOBで、元スコットランド代表選手のギャリー・マック・アリスター氏は「彼は重要な試合で大きな影響力を持つ」とプレミアリーグへの適応力の高さを絶賛した。英メディア「Anfield Index」が伝えている。
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昨夏の加入直後は出番も限られていた遠藤だったが、昨年末あたりから先発での出場機会を急激に増やした。1月から2月にかけてアジアカップでチームを離れたが、復帰後も先発の座を維持している。
マック・アリスター氏は「シーズンの序盤は遠藤も苦戦していたため、ファンも彼の不在をさみしく思うことはなかっただろう。だが、彼は突然に信念を示し、プレミアリーグのスピードに適応した」と遠藤がリバプールで着実に信頼を手にしていると評価。「イングランドのフットボールの中盤はハードなエリアだ。ほかのヨーロッパのリーグではパスを出したり受ける際には時間が与えられるが、プレミアリーグではそのような余裕は与えられない。適応のためには時間がかかる」と遠藤の適応力の高さを強調した。
そして、同氏は「彼はこれから来る重要な試合で大きな影響力を持つことになるだろう。彼は(アレクシス)マック・アリスターや(ドミニク・)ソボスライ、(ライアン・)フラーフェンベルフのような前に出ていくことを好む選手たちとは違う生まれながらの6番だ」と最終ラインの前で相手の攻撃の芽を摘み取る能力に長けた遠藤の重要性を語っていた。
開幕直後からアンカーで起用されてきたアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとの共存が注目を集めている遠藤。より展開力に優れたマック・アリスターをアンカーで起用すべきとの声もあるなか、ドイツで“デュエル王”に君臨した遠藤の守備力は、タイトル争いをするリバプールにとって欠かせない武器の1つとなっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)