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韓国新監督、元オランダ代表コクー氏が浮上 母国メディア報道「代理人通じて興味示した」
アジアカップ後に更迭されたクリンスマン前監督の後任人事が注目
韓国代表監督の後任候補を巡り、同国メディアは2月21日、元オランダ代表MFフィリップ・コクー氏が候補に浮上したと報じた。アジアカップ後に更迭されたユルゲン・クリンスマン前監督の後任人事では元ニューカッスル監督のスティーブ・ブルース氏の名前も挙がっており、今後の動向が注目される。
53歳のコクー氏は現役時代にFCバルセロナ(スペイン)やPSV(オランダ)などでプレー。バルセロナ時代にはジョゼップ・グアルディオラ(現マンチェスター・シティ監督)と中盤を形成し、1998-99シーズンのリーグ制覇に貢献した。オランダ代表の主力としても活躍し、国際Aマッチ101試合に出場している。
2008年の引退後は指導者に転身。古巣のPSV、フェネルバフチェ(トルコ)、ダービー・カウンティ(イングランド)での指導キャリアを持つなか、韓国紙「毎日新聞」は「代理人を通じて韓国代表のヘッドコーチに興味を示した」と、クリンスマン前監督の後任候補に浮上したことを伝えた。
海外メディア上では、プレミアリーグで豊富な指導キャリアを持つブルース氏も後任候補として報じられているが、否定的な見方が多く、コクー氏の関心がより注目を集めているという。そのうえで「毎日新聞」紙は、PSV時代に韓国代表の英雄パク・チソンやイ・ヨンピョと共闘歴もあるため「コクーにとって魅力的かもしれない」と指摘している。
韓国代表監督には過去、フース・ヒディンク氏、ヨー・ボンフレール氏、ディック・アドフォカート氏、ピム・ファーベーク氏のオランダ出身指導者が就任。後任人事を巡ってはコクー氏のほか、同じオランダ人指導者であるフランク・デ・ブール氏やベルト・ファン・マルクヴァイク氏の名前も挙がっているという。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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