プレミアは「近年稀に見る接戦」 リバプール、アーセナル、シティの優勝争いに英注目

プレミア3クラブの優勝争いに英国注目【写真:ロイター】
プレミア3クラブの優勝争いに英国注目【写真:ロイター】

8季前のレスターからアーセナルまでが勝ち点2差にいた以来の接戦

 イングランドのプレミアリーグのタイトルレースは首位のリバプールを、3連覇中の王者マンチェスター・シティとアーセナルが追いかける格好となっている。英公共放送「BBC」は残り13試合となった時点で上位3チームが勝ち点2差以内に収まるこの争いを「近年稀に見る接戦」として特集している。

 25試合を消化した時点で、リバプール、シティ、アーセナルはそれぞれ17勝を挙げ、引き分けの差で首位のリバプールが勝ち点57、2位シティが同56、3位アーセナルが同55となっている。ウナイ・エメリ監督の下で躍進するアストン・ビラが同49で4位つけてはいるが、優勝争いは上位3チームに絞られたとの見方が強い。

 そうしたなかで「BBC」は上位3チームが勝ち点差2の中にひしめくこの状況は、2015-16シーズンの第26節終了時点で首位レスター・シティから3位アーセナルまでが同じく2ポイント差の中にいた時以来だとし、「プレミアリーグのタイトルレースは近年稀に見る接戦になりそうだ」と報じている。

 3月にはリバプールとシティ、そしてシティとアーセナルによる直接対決も控えており、タイトルレースの行方に大きな動きが起こることは間違いない。また、その中でもシティは3月から4月にかけて6位マンチェスター・ユナイテッド、7位ブライトン、3位アーセナル、4位アストン・ビラと上位陣との連戦なる点も注目だ。

 ユルゲン・クロップ監督のラストシーズンとなるリバプールが指揮官の勇退に花を添えるのか。それともジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティによる史上初の4連覇か。あるいはミケル・アルテタ監督がアーセナル20年ぶりの戴冠をもたらすのか。3チームによる熾烈なデッドヒートから目が離せない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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