ムバッペ退団浮上、海外ジャーナリストが経緯指摘「彼は何か違うことにトライする時」
今季限りでPSG退団を決意と海外報道
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは今季限りでの退団を決意し、その意思をクラブに通達したと伝えられている。移籍情報のスペシャリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏はムバッペの退団に至った理由について「違うことにトライする時期だと感じていると思う」と語った。英メディア「Caughtoffside」が報じている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
ムバッペとPSGは昨夏の時点ですでに緊張関係にあった。契約延長問題に揺れていたムバッペは韓国と日本へのアジアツアーのメンバーから外れ、しばらくトップチームの練習には参加しなかった。一時は今季、PSGで試合に出場しない可能性も伝えられたほどだ。
今季限りとなった契約の延長オプションを行使せず、退団を決意したとされるムバッペ。ロマーノ氏は「11月から12月に決断が下されたのだろう。昨夏の時点で状況は非常に複雑だった。選手はプレシーズンに帯同せず、緊迫していた。そして1月、ムバッペは彼の陣営とコミュニケーションを取り、ナセル・アルケライフィ会長に(退団の意思を)報告した」と選手が置かれていた状況について説明している。
そして、決断の大きな理由として、新しいチャレンジに乗り出すタイミングだと選手自身が感じていることを明かした。
「彼は何か違うことにトライする時だと感じているのだと思う。新しいリーグ、新しい街、新しいプロジェクト。それこそが、PSGで長い間プレーしてきたムバッペが求めているものだ」
新天地についてはスペイン1部レアル・マドリードが最有力と伝えられるなかで、イングランド1部リバプールなども候補として浮上しているが、ロマーノ氏は「現時点でムバッペはレアル・マドリードとだけ交渉している。その他のクラブとのことについては何も知らない。もちろんフリーエージェントでオープンな状況だが、この取引がレアル・マドリードに向かっていることは明らかだ」とムバッペのスペイン行きの可能性が高いことを強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)