「久保のゴールは勝利と同義」 ソシエダで“不敗神話”…14勝1分の影響力に現地注目
マジョルカ戦で今季7ゴール目を挙げた
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間2月18日、ラ・リーガ第25節マジョルカ戦(2-1)で、今季7ゴール目を挙げる活躍を見せた。古巣相手に高パフォーマンスを発揮した久保の“不敗神話”についてスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えている。
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試合は前半4分にホームのマジョルカに先制され1点ビハインドの展開に。0-1で迎えた同38分、中盤で味方が奪ったボールが右の久保につながると一気にスピードアップ。ペナルティーエリア手前まで運び、コンパクトな左足の振りから無回転シュートを放つ。GKプレドラグ・ライコビッチの手を弾きネットを揺らした。
この一撃で同点に追い付いたが、久保は古巣相手だったこともあり“ノーセレブレーション”。両手を挙げマジョルカに敬意を示し、話題を呼んだ。チームはさらに試合終了間際にゴールを挙げて2-1の逆転勝利を収めた。
この勝利を受けて「ムンド・デポルティーボ」紙は「久保は得点した15試合中14試合で勝利とソシエダに勝ち点43を与えた」と見出しを打って「ソシエダにとって久保のゴールは勝利と同義。日本人は主な得点源であり、ひらめきとアイデアが役に立つ」と報道。ソシエダでの73試合で16ゴールをマークし、さらにチームに加入してからここまでの1年半、これらの得点によって勝ち点43を与えていることについて「(1年半で)イマノルが獲得した勝ち点計111の39%に相当する」と影響力の高さに触れている。
ゴールした15試合で14勝1分という驚異の確率で白星へと導いている久保。引き分けは今季のジローナ戦(1-1)だけ。今季はすでに7ゴールを記録しており、昨季の9ゴール超えは射程圏内だ。同紙も「記録を上回ることができる」と太鼓判を押した。
ゴールで勝利に導く。久保のゴールは現地でも注目され続けている。