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韓国クリンスマン後任、元ニューカッスル監督が浮上か 本人が興味と英紙報道「魅力的」
韓国はアジア杯はベスト4、内部騒動も明るみに出た
大韓サッカー協会(KFA)は2月16日、ドイツ人のユルゲン・クリンスマン監督の解任を正式発表した。わずか1年足らずの更迭劇は世界で報じられたなか、英紙「ミラー」は元ニューカッスル監督のスティーブ・ブルース氏が興味を持っていると報じた。
ブルース氏は海外への移住を熱望しているという。2022年10月にイングランド2部ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCを退団してからは監督の座を離れているものの、現場への復帰に意欲を示しており、2023年は休暇に充てた。現在はイングランドから離れてチャンスをうかがっているようだ。
韓国は元ドイツ代表FWで、指導者としてはドイツ代表やアメリカ代表、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンなどを率いてきたクリンスマン監督が、2023年2月に代表監督に就任。序盤勝利できず苦難の船出となったなか、徐々に調子を上げてきていたが、カタールで開催されたアジアカップで64年ぶりの優勝に手が届かずベスト4止まり。FWソン・フンミンやMFイ・ガンインによる内部騒動も明るみに出て、解任の噂が過熱していた。
KFAは2月16日、チョン・モンギュ会長の声明を公式サイトに掲載。解任決定の理由に関して「クリンスマン監督は、期待する指導力とリーダーシップを示していなかった」と説明していた。
かつて日本でもプレーしたことがある元韓国代表DFホン・ミョンボ氏や、元韓国代表FWチェ・ヨンス氏らが後任として有力視されているが、ブルース氏も候補として議論されているようだ。「スティーブは韓国からの関心を認識しており、間違いなく彼にとって魅力的なポジション」と関係者も話しているという。
大きく揺れている韓国サッカー界だが、3月にはワールドカップ予選が控えるなか、後任問題も引き続き注目を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)