三笘への悪質タックルに元プレミア主審が見解「VARが素晴らしかった」「レッドは一目瞭然」
ギャラガー元主審は「本当に危険」と厳しく言及
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、2月18日に行われたプレミアリーグ第25節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)で相手選手からあわや大怪我の悪質なタックルを受けた。幸いにも大事には至らなかったが、元プレミアリーグ主審は「本当に危険」と指摘しつつ、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判断を評価している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えた。
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波紋を呼んでいるのは前半11分のシーン。三笘が左サイドで得意のドリブル突破を仕掛けると、相手DFメイソン・ホルゲートから足裏を向けた激しいタックルを食らって倒れ込んだ。スチュアート・アットウェル主審はホルゲートに対してイエローカードを提示したが、VARが介入してオンフィールドレビューで確認された結果、ホルゲートは一発退場となった。
痛がる様子を見せていた三笘は無事にプレーに復帰したが、ホルゲートのタックルはジャンプキックのような形になっており、1992年から2007年にかけてプレミアリーグのレフェリーを務めたダーモット・ギャラガー氏が見解を述べている。
「この件に関して言える唯一のポジティブなことは、VARのマイケル・オリバーが素晴らしかったということだ。本当に危険なタックルで主審にオンフィールドレビューを勧めた。レッドカードであることは誰が見ても一目瞭然。VARは非常に素早く対処したため、無事にことが収まった」
もし三笘が大怪我を負っていたら、事態はさらに大きくなっていたかもしれない。