反転&股抜きで3人翻弄 日本人FWの衝撃ドリブルに海外脚光「天才的」「無双」

勝利を喜ぶ三戸舜介と斉藤光毅(写真右)【写真:Getty Images】
勝利を喜ぶ三戸舜介と斉藤光毅(写真右)【写真:Getty Images】

今季2アシスト目を記録

 オランダ1部スパルタ・ロッテルダムのFW斉藤光毅は、現地時間2月17日のリーグ第22節エクセルシオール戦で1アシストを記録。ほかにもキレのあるドリブル突破でファンを沸かせ4-2の逆転勝利に大きく貢献している。

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 斉藤は横浜FCユースから2018年にトップチームに昇格。20年11月にベルギー2部ロンメルSKへ完全移籍すると、21-22シーズンは20試合で5ゴールを記録した。22-23シーズンからはスパルタ・ロッテルダムへ期限付き移籍。昨季はリーグ戦26試合出場7ゴールという成績を残した。

 今シーズンはハムストリング負傷での離脱期間もあり、リーグ戦9試合の出場にとどまっている。それでも17日のエクセルシオール戦でスタメンを飾ると、1-2で迎えた前半31分に持ち味を発揮する。

 コーナーキックのチャンスから高く上がったボールに対し、斉藤は上手く身体を相手に当てつつキープ。2人目が寄ってきたタイミングで反転し、相手を置き去りに。続けて対峙したDFを股抜き突破すると、マイナスのクロスで味方へ渡す。シュートは相手DFに当たってコースが変わり、最後はFWトビアス・ローリッセンが押し込んだ。

 2-2に追い付いたスパルタ・ロッテルダムは、後半も勢い止まらず。同30分には左のコーナーキックを担当した斉藤のボールにローリッセンが合わせ勝ち越し。斉藤は今季2アシスト目をマークした。

 その後1点を加えたスパルタ・ロッテルダムが4-2でエクセルシオールを撃破。試合後のインタビューで斉藤は「自分自身やっていて楽しかった。でも点は取りたかった」と、勝利に大きく貢献しながらもゴールへの渇望を覗かせた。

 クラブ公式インスタグラムでは、そんな斉藤のドリブル突破のシーンをピックアップ。チーム2点目につながった見事な反転ターンからの股抜きドリブルを「なんて動きだコウキ!」と絶賛する。SNS上でもファンから「天才的」「ほんとに怪我明けですか!?」「カッコイイ」「オランダで無双してる!?」「キレッキレ」といった反響コメントが寄せられ話題が広がっていた。本人も悔しがったように、次は得点にも期待が高まっている。

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