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J野々村チェアマン、30年後の目標は「世界一のリーグ」 ABC契約制度を見直しへ
Jリーグの開幕PRイベントが開催された
Jリーグは2月19日、今週末の開幕に向けて東京都内で「2024Jリーグ開幕PRイベント」を開催。野々村芳和チェアマンは今季に向けた取り組みについてスピーチした。
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昨季について野々村チェアマンは、入場者数(約1096万人)が新型コロナウイルス前の2019年と同水準まで回復したこと、メディア露出の部分で地上波テレビ露出量が前年比3倍になったこと、リーグと全クラブの売上合計が過去最高の1700億円に上ったことを挙げた。
そして、今季について野々村チェアマンは「Jリーグは昨年開幕30年という1つの節目。今年は次の30年に向かう重要なスタート」と話した。そして、「今後について、究極の目標は世界一のリーグになること。Jリーグの選手が中心になって構成される日本代表がワールドカップ(W杯)で優勝することを30年後の目標に」と大きな方針を話した。
今季の変更点としては、J1が20クラブに増えること、ルヴァンカップがJ1からJ3までの全60クラブが参加のトーナメントになることが挙げられる。また、チェアマンは今季に向け「より多くの外国籍審判の招聘」を行うとした。
また、改革ポイントとして契約制度と選手育成を挙げた。その契約制度について「現行のABC契約制度は25年ほど変わっていない。当時と比べると海外移籍が盛んになるなど環境が変化。Jリーグが選手に選ばれ続けるためにも契約制度の見直しに着手する」とコメント。また、育成には助成金制度を新設し、各クラブ独自の施策をサポートするとした。
ほかにもテレビ露出や国立競技場開催の増加などのポイントを挙げた野々村チェアマンは、大きな目標として「過去最高の入場者数を目指したい」と話した。今季のJ1は2月23日の金曜日に、サンフレッチェ広島が新スタジアムに浦和レッズを迎え撃つ試合で開幕する。
(FOOTBALL ZONE編集部)