ニースのFWバロテッリ、人種差別チャントに問題提起 「これは普通のことなのか? 恥を知れ」

敵地バスティア戦でバロテッリにモンキーチャント 試合後にインスタグラムで不快感

 今季フランスのニースで復活の兆しを見せている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、20日のリーグ戦・敵地バスティア戦で人種差別チャントを受け、自身のインスタグラムで問題を提起している。

 問題行動があったのは、試合前のウォーミングアップの時だったという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、この時点でバスティアのサポーターからバロテッリには野次とブーイングが飛ばされ、一部のサポーターが「ウー、ウー」と唸り声を上げる、黒人差別にあたるモンキーチャントと呼ばれる罵声を浴びせかけた。

 そして、その行為は試合中も続いたという。その場では目立った行動を起こさなかったバロテッリだが、試合後に自身のインスタグラムで問題提起に出た。

「バスティアのサポーターが試合の間もずっとモンキーチャントをして、懲戒委員会は何も言わない。これは普通のことなのか? フランスでは人種差別はそこにあるものなのか? それともバスティアだけがそうなのか?」

 そう問いかけると、続けて次のように感情を露わにした。

 

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