ネイマールの近影に韓国も注目「真実は違う」

　大怪我からの復帰を目指すブラジル代表FWネイマールの近影が物議を醸している。韓国メディアは「4000億ウォン（約450億円）のスターが激太り…しかし真実は違う」と脚光を当てている。

　2023年8月にフランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）からサウジアラビア1部アル・ヒラルへと完全移籍。しかし同年10月18日に行われたワールドカップ南米予選ウルグアイ戦（0-2）で左膝前十字靭帯と半月板を負傷してしまい、長期離脱を余儀なくされた。

　手術を受けたなかで全治8か月と診断されたなか、約4か月の間ブラジルへ戻って治療。一方で母国の英雄ロマーリオ氏の58歳の誕生日パーティーに出席した際に現役アスリートらしからぬ“激太り体型”へと変貌したことでも話題となった。

　その後サウジアラビアへ帰還したネイマールの様子は、クラブ公式Xでもアップされる。航空機から下りてくる映像では大き目サイズのド派手パーカーとスウェットパンツで体型は隠れた装いをしていた。

　またトレーニング施設でリハビリに励む姿の一部瞬間を切り抜かれ「太り方がロナウジーニョと一緒」「誰なんだ？」といった声も上がっていたという。その一方で動画では写真ほどの激太りのイメージはなく、「どうしてそんなに太らせたがるんだ？」「本当に太っている？」とSNSの過剰な反応に疑問のコメントもあった。

　そんななか韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は「4000億ウォン（約450億円）のスターが激太り…しかし真実は違う」とこの件に注目。「ネイマールに注ぎ込まれた巨額の資金を考えれば、この体重超過論争に関するアル・ヒラルファンの怒りは理解できる」と伝えている。

　記事内では「アル・ヒラルはネイマールを迎え入れるため、移籍金9000万ユーロ（約145億円）を渡した。 ネイマールには2年契約期間とともに計4000億ウォン（約450億円）の莫大な金を約束した」と、移籍に関わる金額を示しつつ「真実は違う。ほかの動画を見れば、ネイマールの身体はそれほど大きくないことがわかる」と擁護。「怪我から回復に努める今、ネイマールが再び強くなろうと決意すれば体調も改善に向かうだろう」と報じていた。