リバプールDFタックルもPKなし→遠藤“ファウル被害”に英見解「チームにとって幸運」

ブレントフォード戦にフル出場した遠藤航【写真:Getty Images】
ブレントフォード戦にフル出場した遠藤航【写真:Getty Images】

遠藤はフル出場で勝利に貢献

 イングランド1部リバプールは2月17日、プレミアリーグ第25節ブレントフォード戦で4-1の快勝を収めた。日本代表MF遠藤航はアンカーでフル出場したなか、後半のファウル被害のシーンには現地メディアもヒヤリとしたようだ。

 前半35分、リバプールFWダルウィン・ヌニェスがお洒落なループでネットを揺らし先制。ハーフタイムを挟み後半10分にはMFアレクシス・マック・アリスター、同23分にはサラーの復帰戦ゴールで3点差に。後半35分に1点を返されたものの、同41分にFWコーディ・ガクポがダメ押しの1点を決め4-1で勝利を収めている。

 リバプールが冷や汗をかいたのは後半27分頃、相手のクロスをクリアしきれずペナルティーエリア内で対応したDFアンドリュー・ロバートソンが相手FWイヴァン・トニーへやや遅れたタイミングでタックル。ボールを奪い蹴りだしたボールが中途半端となり、前方で反応した遠藤と相手MFフランク・オニェカが交錯した。

 ペナルティーエリア内でのロバートソンのプレーに続き、後半22分に1枚イエローカードをもらっている遠藤の相手との接触はヒヤリとしたが、判定はオニェカのファウルとなった。このプレーでやや場は荒れたものの、ロバートソンにはお咎めなし。遠藤と接触したオニェカにはイエローカードが示されている。

 この場面をリバプール地元紙「リバプール・エコー」もレポート。「PKを求める声も。アンディ・ロバートソンがペナルティーエリア内でイヴァン・トニーの背中に飛び込む。PKは与えられず、オニェカは遠藤への遅れたチャレンジで警告を受けた。リバプールにとってはラッキーな場面だった」と説明している。

 一歩間違えば相手のビッグチャンスになり得るシーンだっただけに、遠藤へのファウル判定でファンは一安心していただろう。

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