リバプール遠藤航がアンカーでフル出場! サラー復帰弾を含め敵地で4-1快勝
遠藤はアウェーの一戦でマック・アリスターとともに先発
イングランド1部リバプールは2月17日、敵地でプレミアリーグ第25節ブレントフォードと対戦。日本代表MF遠藤航は先発し、アンカーでフル出場。4-1の勝利に貢献している。
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中盤では遠藤、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとともに先発出場。序盤はホームチームの素早い攻撃がリバプールを苦しめる。流れの悪いなか最前線FWダルウィン・ヌニェスと中盤選手のパスの意図が合わない場面もあった。
最初の大きなチャンスは前半10分、リバプールDFコナー・ブラッドリーがペナルティーエリア内まで侵入しシュートを放つも相手GKのマルク・フレッケンのセーブに遭う。波状攻撃でMFディオゴ・ジョタも右足を振ったがこれもフレッケンに防がれた。
一方でピンチも訪れる。前半16分に自陣ペナルティーエリア手前左でマック・アリスターがファウル。ブレントフォードに直接フリーキックが与えられたが、相手のシュートはリバプールGKクィービーン・ケレハーの正面に飛び、事なきを得た。
前半21分には左サイドからのクロスをFWディオゴ・ジョタがワントラップからボレーで狙うも決められず。右サイドからマック・アリスターが放ったクロスボールに遠藤が反応するも上手く合わせられなかった。それでも直後には相手ペナルティーエリア内で積極的にシュートも放っている。
前半27分にはジョタが右サイドからドリブルで50メートル近くを駆け上がるシーンもあり、徐々に個々の推進力も相まってリバプールに流れが寄ってくる。同28分には中盤の一角で出場していたMFカーティス・ジョーンズが相手との接触で足首を痛め、ピッチを後にした。代わりにMFライアン・フラーフェンベルフが投入されている。
先制点は前半35分。ジョタがクリアボールを競り勝ち中央でフリーとなっていたヌニェスへ。最後は冷静にループでGKフレッケンを手玉に取り、見事なゴールが決まった。しかし同43分、ジョタが膝を痛めて担架で運ばれると、アフリカ・ネーションズカップの負傷でクラブに戻っていたFWモハメド・サラーが交代でピッチに入った。
1-0のままハーフタイムを迎え、リバプールのユルゲン・クロップ監督は後半からヌニェスに代わってFWコーディ・ガクポを投入。後半6分には裏へ抜け出したサラーがGKと1対1を迎えるもフレッケンに防がれた。
すると後半10分、相手GKフレッケンのフィードを遠藤がカット。フラーフェンベルフにつなぐと右外のサラーへとつながる。絶妙なパスを中央へ通し、良いタイミングで飛び出したマック・アリスターがファーストタッチで相手を翻弄。右足でネットを揺らして追加点を奪った。
直後には遠藤のボールロストからヒヤリとする相手のロングシュートもあったが枠には飛ばず。その後も試合を有利に進めるリバプール。対するホームチームは後半18分に3枚替えで打開を試みる。
それでもリバプール攻撃陣は圧力をとどめず、後半23分にはサラーのゴールでリードを3点に広げた。しかしその4分後、自陣ペナルティーエリア内の競り合いで、DFアンドリュー・ロバートソンの遅れたタックルが物議の対象に。直後にはクリアボールに反応した遠藤と相手MFフランク・オニェカと交錯し、これは後者のファウルが取られイエローカードが提示されている。
嫌な流れが続くと後半35分、波状攻撃を受けたリバプールは相手FWイヴァン・トニーに押し込まれ失点。それでも同41分、リバプールは前線に送ったハイボールがつながると最後はガクポが沈めて再び3点差にリードを広げる。そのまま点差を守ったリバプールはが、4-1でアウェー戦貴重な勝ち点3を手にしている。