内田氏が推す今季注目J選手&指揮官 芸人ゲストも「頭おかしい」と驚愕したのは?
磐田GK川島、鹿島MF佐野、川崎FWエリソン、横浜FMキューウェル監督を紹介
Jリーグの2024シーズンが2月23日に開幕する。シーズン開幕を目前に控えて元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」で自身がMCを務める番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」で、お笑い芸人の宮川大輔氏にJリーグの魅力を伝えた。
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番組では今シーズンのJリーグ注目4選手をピックアップ。1人目に挙げられたのは、14年ぶりにJリーグでプレーすることになった元日本代表GK川島永嗣だった。今シーズンよりジュビロ磐田に加入することになった川島だが、「どエムでストイック」な選手として紹介された。その理由として子供の頃から練習熱心だった川島が、芝の上や土のグラウンドでの練習だけでなく、家の前のアスファルトでもセービングの練習をしていたという。このエピソードが紹介されると、宮川氏は「頭おかしいな…マジですか。すごいですね」と、驚愕した。
続いて、鹿島アントラーズの日本代表MF佐野海舟が、5歳の頃から小学校3年生まで下駄を履いていたエピソードとともに紹介される。下駄を履くとバランスをとることが難しくなるため、自然とバランス感覚が良くなるという。また、足首と腰の強さ、柔軟性も養われるという。佐野は家の近くにあった田んぼの水が抜かれた時期に、下駄を履いて野球やサッカーをしていたのだという。
これを聞いた内田氏は「鹿島の時、トレーニングで履いていた選手がいるんです。三竿健斗」と、現在はベルギー1部ルーヴェンでプレーするMFの名前を挙げた。「高さのある一本歯下駄を履いて『篤人さん、おはようございます』って普通に挨拶していた」と、現役のアスリートも行っていることを明かした。
そして3人目として挙がったのが、今シーズン、川崎フロンターレに加入したFWエリソンだ。「ハルク2世」と呼ばれる理由について、かつてJリーグでも活躍した元ブラジル代表FWフッキと顔やプレースタイルが似ているからと説明されると、宮川氏はかつて内田氏がブラジル代表と対戦した後に「『フッキのお尻がすごい』とずっと言っていた」と回想。キャンプでエリソンがトレーニングをしている様子が流れると内田氏は「身体、でかいな。楽しみ」と、期待を寄せた。
そんなエリソンだが、子供の頃に家計を助けるために草サッカーに出場して、その報酬で生活をしていたという。ある意味では若い頃からプロ選手だったといえる川崎の新ストライカーに注目だ。
最後に紹介されたのは、今シーズンから横浜F・マリノスの新指揮官となった元オーストラリア代表FWハリー・キューウェル監督だ。現役時代にトルコ1部ガラタサライで「オズの魔法使い」というニックネームを付けられたことが紹介された。そんなキューウェル監督が現役時代、得意としていた左サイドで活躍が期待されるのが、FW宮市亮だ。過去に4度の前十字靭帯断裂や損傷を経験した宮市だが、昨シーズンの第17節柏レイソル戦(4-3)では後半アディショナルタイムに決勝ゴールを記録。公式戦339日ぶりのゴールを挙げた後のヒーローインタビューでは、涙を流すシーンも見られた。
過去の番組でも涙ながらに宮市にアドバイスを送っていた内田氏は、あらためて「彼は計40か月以上、リハビリをしている。すごいよ」と言い「怪我をしないことはもちろんだけど、それ以上に活躍してほしい。サッカー選手として置きに行くな」と、エールを送った。そして、宮市が良い状態にあると聞くと「調子が良い時は怪我をするから、気を付けろ。何回も言うけどね」と、アドバイスした。
(FOOTBALL ZONE編集部)