デ・ゼルビ監督、ブライトン退団の可能性も 移籍ビジネス“権限なし”に不満と英指摘
新契約動向は「話し合っているだけ」、今後の進展が焦点に
イングランド1部ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は、シーズン終了後にクラブを離れる可能性があるようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。
2022年9月からブライトンを率いているデ・ゼルビ監督は、昨シーズンはクラブを6位に導き、初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得。今季はリーグ戦で24試合を終えて9勝8分7敗の9位と苦戦しているが、ELでは決勝トーナメント1回戦に進出した。
その手腕が高く評価されているデ・ゼルビ監督には、ユルゲン・クロップ監督が今季限りでの退任を表明したリバプールやマンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているという。
デ・ゼルビ監督はブライトンとの契約動向について「新しい契約について話し合ったが、現時点では話し合っているだけだ。最終的には目標を確認しなければいけない。目標がクラブと合致すれば、ブライトンで試合をすることは光栄だ。高いレベルに行くことが重要ではない。重要な目標を持つことが重要だ」と、昨年12月に自身の将来について語ったという。
デ・ゼルビ監督は「移籍ビジネスに関して権限が与えられていない状況に不満を抱えている」という。日本代表MF三笘薫の去就も話題になっているブライトンだが、シーズン終了後も大きな注目を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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