ドルトムントが再開初戦でブレーメンに2-1辛勝 香川は開幕戦以来のフル出場

香川は積極的に動くも得点に絡めず チームも一人少ない相手を攻めあぐねる

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、21日のブンデスリーガ第17節でブレーメンと敵地で対戦。退場者を出したブレーメン相手に苦戦するも、DFピスチェクの決勝ゴールで2-1と辛勝した。2試合連続スタメンの香川は開幕戦以来のフル出場で、積極的にゴール前に顔を出したが、得点には絡めなかった。

 試合が動いたのは開始わずか5分。ドルトムントは右サイドのスローインから攻撃を展開すると、ブレーメンのゴール前へこぼれたボールにFWシュールレが反応。GKをかわしてから左足で、リーグ戦今季初ゴールを決めた。

 同39分にはブレーメンGKドロブニーがエリア外へ飛び出してロイスを倒し、一発退場となった。これでドルトムントは数的優位に立ち、1点リードのまま後半を迎えた。

 同13分、中央からドリブルで攻め上がった香川が左サイドのロイスへスルーパスを通して絶好のチャンスを演出したが、シュートはGKに防がれる。するとその1分後、ブレーメンFWクルーゼの落としを受けたMFバーテルスがドリブルで持ち込み、右足で同点弾をゲット。ホームのブレーメンが少ないチャンスをものにした。

 

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