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韓国クリンスマン監督の解任劇に英紙も注目「人気はアジア杯中に急落」「振る舞いに批判」
2月16日に解任が決定
大韓サッカー協会(KFA)は2月16日、ユルゲン・クリンスマン監督の解任を決定した。就任から1年での退任を海外メディアも一斉に報じている。
クリンスマン監督は昨年2月27日、パウロ・ベント元監督の後任として就任。2026年の北中米ワールドカップ(W杯)終了までの契約を結んでいた。
韓国は64年ぶりの優勝を目指したアジアカップで苦しみながらもベスト4に進出。しかし、準決勝ではヨルダンに敗北。大会後にはキャプテンのFWソン・フンミンやMFイ・ガンインら主力選手による内紛が明るみとなり、指揮官の解任論も過熱していた。
KFAのチョン・モンギュ会長は声明で「クリンスマン監督は、期待する指導力とリーダーシップを示していなかった」と解任に至った理由を明かしていた。
英紙「デイリー・メール」は、「クリンスマンの人気は大会中に急落し、多くのファンや政治家が59歳の振る舞いを批判した。また、クリンスマンは多くの時間を韓国で過ごすと言っていたにもかかわらず、ロサンゼルスの自宅で仕事をしていたことについても繰り返し批判され、関係者の間でも“失礼”だとみなされていた」とクリンスマン監督の解任ついて報じた。
ドイツのレジェンドは韓国をアジアカップベスト4に導いたものの、確かな信頼を築き上げることはできず、1年足らずでの解任という結末を迎えることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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