韓国サッカーは「今後10、20年で下降」 中国識者が見解「東アジアは日本が最も期待できる」

内紛騒動に揺れている韓国代表【写真:ロイター】
内紛騒動に揺れている韓国代表【写真:ロイター】

大韓サッカー協会は2月16日にクリンスマン監督を解任

 カタールで開催されたアジアカップは、開催国カタールの大会2連覇で幕を閉じた。日本と同じく優勝候補とされた韓国は、準決勝でヨルダンに0-2で敗れ、ベスト4敗退となった。

 その後、韓国メディアはヨルダン戦の前に韓国代表内でのトラブルを報道。キャプテンのFWソン・フンミン(トットナム)とMFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)の間で口論があり、ソン・フンミンが中指を負傷していた事実が判明した。これに対して、イ・ガンインが自身のインスタグラムで謝罪する騒ぎになった。

 大韓サッカー協会は2月16日にユルゲン・クリンスマン監督の解任を決断するまでに至った内紛に関して、中国メディアも注目。長年、中国国営放送「CCTV」の実況を務めた名物キャスターの黄健翔(ファン・ジェンシャン)氏は、「アジアカップで韓国代表が苦戦した理由が分かった。内部にトラブル抱えているチームが、高レベルな連係をするのは難しい」と、大会通じて苦戦気味だった韓国代表の出来に納得いったようだった。

 一方でファン・ジェンシャン氏は「今後10、20年で韓国サッカーは下降すると思う。1つは韓国の若者が結婚・出産に消極的で人口が減少し、教育環境も厳しくなる」と韓国サッカーの下降を予想。「ソン・フンミンもイ・ガンインも、韓国内でなく欧州で育った選手だ。韓国内の環境は多くの問題を抱えており、東アジアは最終的に日本が最も期待できる」とまとめていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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