「たとえ相手がJ2でも」 “日本チーム”撃破の韓国クラブを母国記者が称賛「大成功」
蔚山現代はACLラウンド16第1戦、甲府相手にホームで3-0勝利
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16、韓国1部の蔚山現代が2月15日に行われたホーム第1戦でJ2ヴァンフォーレ甲府を3-0で破った。母国メディアは「蔚山は2024年シーズンの爽やかなスタートを飾った」と勝利を称えている。
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韓国1部リーグで2連覇中の蔚山現代は、2022年の天皇杯を制したJ2甲府と決勝トーナメントで対戦。今大会よりアウェーゴール制が廃止されたため、ホーム&アウェーの合計スコアで勝敗を競う。
15日に韓国・蔚山文殊サッカー競技場で行われた一戦は、蔚山現代が強さを見せる。前半37分にこぼれ球を押し込み先制すると、ハーフタイムを前にPK弾で追加点。後半にもカウンターから1点を追加し、3-0でホーム勝利を飾った。
韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スポータルコリア」でイ・ヒョンミン記者は、「たとえ相手が2部のチームであっても、日韓のプライドが懸かった一戦だった」と試合をレポート。「それだけに、蔚山はいつも以上に気合を入れて準備した。結果は大成功だ」と勝利を喜んだ。
また「Kリーグ1部を2連覇し、“蔚山王朝”を築きつつある軍団は、アジアの舞台の頂点を目指して走り続けている」と絶賛。韓国で無類の強さを誇るチームが、日本クラブの脅威になっている。
21日には国立競技場で第2戦を行う予定。J2甲府としてはホームの利を生かし、果敢なプレーで逆転勝利を狙っていきたいところだ。
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