柴崎がラス・パルマスの“プランB”として移籍に近づく “本命”ヘセはPSGが放出に難色

 

ヘセの獲得交渉が難航、来週に去就問題が大きく進展か

 鹿島アントラーズMF柴崎岳にはラス・パルマス移籍の可能性が浮上しているが、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWヘセ・ロドリゲス獲得が難航していることで進展を見せているようだ。スペイン紙「マルカ」は、「プランBはガク・シバサキだ」と報じている。

 昨年12月のFIFAクラブワールドカップ決勝のレアル・マドリード戦で2得点を決めた柴崎は、一躍スペインでも注目される存在となった。争奪戦が噂されるなか、ポールポジションにつけているのは大西洋に浮かぶカナリア諸島を本拠地とするラス・パルマスと報道されていた。

 ただし、あくまでもラス・パルマスがこの冬のトップターゲットに定めているのは、PSGのヘセだという。今季レアルから活躍の場をフランスへ求めたが、ここまでリーグ戦の出場はわずか9試合。カップ戦を含めても2得点と、期待に応えられていない。

 ヘセは復活を目指して環境の変化を望んでいる一方で、PSGは放出に消極的だ。ラス・パルマスとしては、攻撃陣強化の最優先事項はヘセの獲得だが、交渉が難航しているため、補強が空振りに終わった場合に備え、「プランB」として柴崎の獲得に近づいているという。

 交渉は来週にも進展すると伝えられており、柴崎の去就には今後さらに注目が集まりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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