横浜FMの渡辺、無念のドローに「申し訳ない」 ACL第2戦に意欲「別物の試合を見せられる」

横浜FMでプレーする渡辺皓太【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
横浜FMでプレーする渡辺皓太【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

後半アディショナルタイムに被弾して勝利を逃す

 アジアナンバーワンクラブを決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は決勝トーナメントの戦いがスタートし、2月14日に横浜F・マリノスはバンコク・ユナイテッド(タイ)との初戦に臨み、2-2の引き分けで敵地での戦いを終えた。MF渡辺皓太は試合後、「ホームでは全く別物の試合を見せられると思う」と話した。

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 今回からACLは完全な秋春制に移行。横浜FMは昨年9月に開幕したグループステージで4勝2分。勝ち点12で3チームが並ぶ大混戦ながら首位通過し、日本でのシーズンをまたぐ形になる決勝トーナメントへ進出。現役時代にオーストラリア代表で名サイドアタッカーとして活躍したハリー・キューウェル新監督が就任しての初戦、2戦合計方式のアウェーでの初戦に臨んだ。

 4-3-3システムを採用する横浜FMは前半18分、左コーナーキックにニアサイドでDF上島拓巳とDFエドゥアルドが競ると、その混戦を抜けたところでFWエウベルが反応。ストライカーが厳しい体勢から押し込んで貴重な先制点を挙げた。さらに前半24分、左サイドから新加入DF加藤蓮が背後に抜け出すと、クロスに対してニアサイドでFWアンデルソン・ロペスが競り合ってうしろに抜けたボールにMF渡辺皓太が反応し、左足シュートを流し込んで2-0とリードを広げた。

 しかし前半の内に1点を返されると、後半の半ば過ぎには複数回の決定機を得たものの決められず、逆にアディショナルタイムに入った直後には同点ゴールを許してしまった。さらにアディショナルタイムが経過した中でDF松原健が危険なタックルで一発退場に。試合は2-2で終えた。試合後、渡辺は「アウェーという気候もピッチも違うなかで難しい試合になった。多くのサポーターが来てくれたなかで勝ち点3が取れず申し訳なく思う」と話した。

 キューウェル監督の指揮下で初の公式戦で、システムも昨季と変更した戦いを終えた渡辺は「上手くいかないところも、上手くいったところもあったと思う。この試合で終わりではないの1週間で修正し、ホームでは全く別物の試合を見せられると思う。そこは期待をしてもらって、次の試合で勝ち点3を取って次に進めるようにしたい。今日は勝てなかったけれども、試合はまだ半分残っているので必ずいい試合をして必ず勝ち点3を取る」と、試合を振り返りながら第2戦でのホームゲームに向けての思いを話した。

 横浜FMは2月21日にホームでの第2戦で突破を目指すことになる。クラブでのアジア8強入りへ向け、日本での新シーズンのスタート直後だが重要な試合を迎えることになる。

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