浦和の元日本代表DF酒井宏樹、2年連続で主将就任 「何の迷いもなく率直に嬉しい」
副主将はショルツ
浦和レッズは2月14日に新シーズンのキャプテンを発表。元日本代表DF酒井宏樹が2シーズン連続で就任することが決まった。
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酒井は2021年夏にフランスの強豪マルセイユを退団した後に浦和へ加入。23年にマチェイ・スコルジャ監督の下でキャプテンを務めた。9シーズンにわたって欧州でプレーした経験を持ち、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場。日本代表では74試合に出場し、ワールドカップ(W杯)にも3大会出場している。
浦和では右サイドバックとして豊富な経験を伝え、昨季はプレシーズン中の負傷で痛みを抱えながらのプレーだったものの、DFアレクサンダー・ショルツやDFマリウス・ホイブラーテン、GK西川周作と最終ラインを形成してJ1最少失点に貢献。11月上旬には手術を行い全治3か月の診断を受けたが、約1か月後のクラブW杯で復帰。初戦のクラブ・レオン(メキシコ)戦の前には選手を集めてミーティングを行う統率力を見せた。
今季はノルウェー代表監督の経験も持つペア・マティアス・ヘグモ監督が就任。始動から約1か月をかけてチームを観察していたが、再び酒井にキャプテンマークが託されることになった。
酒井は「2年連続で浦和レッズのキャプテンに指名いただき、とても光栄です。指名いただいたときは、引き受けることに何の迷いもなく、率直にうれしく思いました。昨シーズンと同じく、僕を支えてくれるベテラン選手や自立できている若手選手がいますので、やることは変わらず、自分はピッチの中にフォーカスして、チームが良い方向に行くようやっていきます。必ずチャンピオンになりたいと思っています。共に頑張りましょう! 」とコメントを発表している。
また、副キャプテンは2シーズン連続でデンマーク代表歴を持つショルツが務める。今季はノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンやスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンが加入。欧州出身の外国人選手が5人いるチームであり、酒井と同じタイミングでの加入ながら日本語も堪能なショルツもまた、チームをまとめる部分やコーチングスタッフとの橋渡しに一役買いそうだ。
今季の浦和は大型補強もあり期待感の大きいオフを過ごしているが、それだけに国内外での実績を持つ酒井の存在感が際立つことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)