「契約するのは容易ではないだろう」と現地は予想

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫には、現在さまざまなクラブが興味を示している。英メディアは「アーセナルが次の移籍市場で獲得を検討している」と報じ、その可能性を模索した。

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　ブライトンで2シーズン目を迎えた三笘は、ここまでリーグ18試合で3ゴール。怪我などの影響もあり昨季ほどの爆発力が示せていない面もある。それでも日本代表活動のアジアカップ明けとなった現地時間2月10日、トッテナムとの大一番（プレミアリーグ第24節／1-2）ではキレのあるプレーで復調の兆しを見せている。

　そんな三笘について英メディア「Caughtoffside」は「ミケル・アルテタ率いるチームは、トップチームであり続けるために、新たな選手をチームに加えなければならない」と指摘。英メディア「Team Talk」の報道を引用しつつ「アーセナルは来シーズンの開幕前のオフシーズンに、三笘薫の獲得に乗り出す可能性がある」と伝えている。

「最新レポートによると、ブライトンは三笘を今季限りで退団させる用意があり、5100万ポンド（約96億円）の支払いを求めるつもりだという。そのため、アーセナルは彼のサインを得るために高額を支払う必要がある」

　ただ、ほかプレミアクラブも三笘を狙っているため「アーセナルが三笘と契約するのは容易ではないだろう」と争奪戦の可能性も予想している。「もしアーセナルがこの才能溢れる26歳を獲得することになれば、ガブリエル・マルティネッリのバックアップとして賢明な選択となるだろう」と加入後の立ち位置も想定していた。