日本は「最悪の結果」 失意の敗退も韓国の挙げた“学ぶべき点”は?「母国は非常に低い」
日本はアジア杯でベスト8で敗退
日本代表(FIFAランキング17位)は、カタールで開催されたアジアカップでベスト8の結果に終わった。大会終了を受けて、韓国メディアは「優勝候補だった日本の素顔は惨憺たるものだった」と振り返っている。
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日本はアジアカップ参加国の中で最上位のFIFAランクを誇る。優勝候補にも挙げられ、注目度の高いチームの1つだった。グループリーグでは初戦でベトナムを4-2で撃破。続くイラク戦を1-2で落としたものの、1勝1敗で迎えた最終節でインドネシアを3-1で破ってD組2位で決勝トーナメントへと進んだ。
トーナメント1回戦ではバーレーンを3-1で下すと、準々決勝の相手は前回大会でも対戦したイラン。日本はロングボールなど相手の戦い方に苦戦し、1-2で敗れて大会を去ることになった。
アジアカップのメンバー招集時には、三笘薫(ブライトン)が怪我の治療中、久保建英(レアル・ソシエダ)も負傷を抱えた状態。またバーレーン戦後に一部報道を受けて伊東純也(スタッド・ランス)が離脱するなど、日本にとって波乱の多かった大会でもあった。
韓国紙「スポーツ朝鮮」は「アジア杯で“低調パフォーマンス→采配崩壊”と最悪の結果だった日本だが、学ぶべき点が1つあった」と、大会を振り返り森保ジャパンの収穫を挙げている。
同紙はまず「森保一監督率いるサッカー日本代表は、カタール・アジアカップで最悪の事態を経験した」と、ベスト8の結果に終わった日本を評価。「2023年12月現在のFIFAランキングで日本は17位。最終選考に残った26人のうち、20人がヨーロッパ人選手だった。彼らは“脱アジアクラス”と高く評価された。しかし、日本は大会でさまざまな物議を醸すなか、準々決勝で挑戦を終えた」と報じた。
そのうえで「日本にとって間違いなく最悪の結果だったが、それでも学ぶべきことが1つあった」とポジティブな要素も指摘。「未来を育て、将来の“もしも”に備えるシステムだ」と挙げたのは代表に途中まで同行したトレーニングパートナー5人の存在だった。
その点を踏まえ「韓国ではトレーニングパートナーに対する意識が非常に低い」と母国と比較。「トレーニングパートナーをやるかどうかは意志の問題だ。韓国は今回、トレーニングパートナーの重要性を感じたようだ」と伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)