敵将は「燃料を注いだ」と見解 アストン・ビラMFの“祝福”が物議「子供じみている」
アストン・ビラMFが同点弾後に挑発的ジェスチャー
イングランド1部アストン・ビラは現地時間2月11日、プレミアリーグ第24節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦して1-2の敗北を喫した。ホームで白星を手に入れられなかったなか、ブラジル人MFが得点後に見せた振る舞いが物議を醸している。
ヨーロッパカップ戦の出場権獲得へ、勝ち点3を手にしたい両チームの一戦は前半17分にユナイテッドが先制。コーナーキックの流れから、最後はユナイテッドFWラスムス・ホイルンドが左足で押し込んだ。
そのまま後半に入ると、アストン・ビラが反撃に転じる。同22分、右コーナーキックが一度はクリアされるも、そのボールを拾ったMFレオン・ベイリーがグラウンダーのクロスを供給。これをMFドウグラス・ルイスが右足で合わせ試合を振り出しに戻した。
試合はそのままタイムアップかと思われたが、終盤にドラマが。後半41分に素早い右クロスを走り込んだユナイテッドMFスコット・マクトミネイが頭で合わせ、白熱した一戦に終止符を打った。
見応えの詰まった上位チームの試合だった一方、同点弾後にアストン・ビラのルイスが見せたジェスチャーが問題視されている。この場面でルイスはユナイテッドDFラファエル・バランの前に片膝をついて座り、両肩を小刻みに前後に揺らした。その後に膝スライディングで自らのゴールを改めて祝福した様子から察するに、相手に対する挑発だったことは明白だろう。
この振る舞いに、スポーツチャンネル「DAZN」ポルトガル版も注目。公式インスタグラムが動画を公開したところ、コメント欄には「じゃあ、試合がどうだったか彼に訊いてみようか」「でもユナイテッドに泣かされた」「子供じみている」「愚か」といった反応が寄せられた。
また、ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督もルイスの行動に言及。英紙「デイリー・メール」は、「特に意見はないし選手にも話はしていないが、どうだろうね、燃料を注いだんじゃないか」という指揮官のコメントを報じている。ルイスの挑発的ジェスチャーはアストン・ビラにとって大きな代償となったようだ。