“世界一稼ぐ”マンUに迫る爆買いの猛威 不遇の31歳ウインガーに年俸22億円オファー

ヤングに山東魯寧への電撃移籍が浮上 マンU側は移籍金14億円を要求か

 世界最高のリッチクラブに返り咲いた“赤い悪魔”にも、爆買いの波が押し寄せてきている。マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFアシュリー・ヤングが、中国1部リーグの山東魯寧に電撃移籍する可能性が急浮上した。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 31歳のウインガーはジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を手にできず、今季は出場機会を激減させ、わずか4試合の出場に止まっている。ウェスト・ブロムウィッチも獲得に乗り出しているが、記事では「アシュリー・ヤングはプレミアリーグからの打診をはねのけ、今月に中国とメガディールを結ぶ準備をしている」と報じている。

 山東は手取り1600万ポンド(約22億円)という高額年俸を準備。ユナイテッドは移籍金として、1000万ポンド(約14億円)を要求しているという。

 ユナイテッドはコンサルティング会社「デロイト」が毎年発表する、サッカークラブの年間収益ランキング「フットボール・マネーリーグ」の最新版で、前回1位のレアル・マドリードを抜き、2003-04シーズン以来となるトップに返り咲いたばかり。世界最高のリッチクラブも、大物選手を法外な移籍金と年俸で買い漁る中国勢に選手を売却することになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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