南野拓実は「10Gに絡んだ」 「お手本みたいなアシスト」得点演出“ドンピシャクロス”に賛辞
南野は相手の退場誘発&1アシストで勝利に貢献
フランス1部ASモナコは現地時間2月11日、リーグ・アン第21節で敵地に乗り込みニースを3-2と撃破した。日本代表MF南野拓実はスタメン出場しアシストをマークし、勝利に大きく貢献している。
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カタールで開催されていたアジアカップに日本代表として参加していた南野。3日に行われた準々決勝のイラン戦(1-2)も後半22分から途中出場していた。敗退後すぐにクラブへ帰還し、現地時間2月4日のリーグ・アン第20節ル・アーブル戦(1-1)で途中出場する異例なスケジュールをこなしている。
8日に行われたクープ・ドゥ・フランス(フランスカップ戦)ラウンド16でFCルーアン(4部相当)との一戦でも先発し後半16分までプレー。過密日程のなか、11日のニース戦でもスタメンを飾った。
点の取り合いとなった試合は、前半15分にモナコがMFデニス・ザカリアのゴールで先制。同36分に相手に同点ゴールを奪われ1-1のままハーフタイムを迎える。すると後半4分、南野が右サイドでパスを受け右足で上げたクロスをザカリアが合わせて勝ち越しに成功した。
アシストの直後、ルーズボールの対応の際にニースDFダンテの蹴り足が南野の左膝辺りに直撃。当初ファウルの判定はなかったが、悶絶して倒れ込む南野を見たモナコ選手たちとニース選手がヒートアップする事態に発展する。
最終的には、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)からのリコメンドがあり主審がオンフィールドレビューを実施し接触を確認。ダンテが先にボールに触れたものの、足裏を見せた極めて危険なタックルと判断され、後半8分にダンテに1発レッドカードが提示された。
痛がる様子もあった南野だが、プレーを続行し後半33分までプレー。試合は一度ニースに2-2と追い付かれたものの、後半31分にMFアレクサンドル・ゴロヴィンがゴールを決めて、3-2で競り勝った。
そんななか注目を集めたのは南野のアシストシーンだ。この日躍動したザカリアの2ゴール目を演出したドンピシャのクロスにはファンからも「素晴らしかった」「お手本みたいなアシスト」「レッド誘発1アシスト」「クロスうま」「大活躍」と賛辞が贈られた。
また、モナコ公式サイトでも「南野拓実の絶妙なクロスでザカリアが2点目を決めた」と触れており、「南野拓実はこれで今シーズン5アシスト目となり、今シーズン10ゴール(5ゴール、5アシスト)に絡んだことになる」と攻撃面での貢献も称えていた。