板倉滉は現地ドイツの“お墨付き”「すべてをクリア」 “果敢タックル”→ファウル判定も絶賛
ダルムシュタット戦でフル出場
ドイツ1部ボルシアMGの日本代表DF板倉滉は、現地時間2月10日に行われたブンデスリーガ第21節ダルムシュタット戦(0-0)でフル出場。スライディングタックルのブロックには絶賛の声が上がり、現地でも賛辞が贈られている。
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カタールで開催されたアジアカップで日本代表として参加した板倉。グループリーグ第3節インドネシア戦(3-1)を除く4試合でスタメンとしてピッチに立った。ただ、合流直後に体調を崩していたこともあり、ミスが目立つ場面も。準々決勝イラン代表戦(1-2)では後半アディショナルタイムに決勝PKを献上してしまった。
イラン戦失意の後には「ああいうパフォーマンスをしている時点で、代表選手としてピッチに立つ資格はないと自分自身、今日強く感じたし、もっと責任を持ってやりたい」と悔しさを滲ませた板倉。その後クラブへ戻り、10日のリーグ戦では3バックの中央でスタメン出場している。
板倉は身体を張ってシュートを阻止したり、果敢に縦パスを狙うなど、安定したパフォーマンスを披露。極め付けは前半29分、相手MFアンドレアス・ミュラーが抜け出そうとしたところを、鋭い右足のタックルで阻止。ナイスプレーに思われたが、主審はファウルを取り、板倉も思わず手を広げて「ファウル?」と抗議した。
このシーンには「ボールに行ってる」「調子戻ってきた?」といったファンのコメントも挙がったなか、ドイツ現地でも板倉のプレーには賛辞が贈られている。ドイツ紙「ビルト」は板倉について「18週間ぶりに復帰。3バックのセンターとしてすべてをクリアした」と評価を与えた。
現地でも守備面で一定の評価を受けた板倉。ここから挽回の活躍を継続してドイツで示すことができるだろうか。