開催国カタール優勝で「ついに方程式が崩れた」 5大会ぶりの“事態”に韓国驚き

アジア杯が覇を達成したカタール代表【写真:ロイター】
アジア杯が覇を達成したカタール代表【写真:ロイター】

アジアカップの決勝はカタールがヨルダンを3-1で下して大会連覇

 アジアカップ決勝が現地時間2月10日に行われ、開催国カタールが初めてファイナルに進出したヨルダンを3-1で下し、史上5か国目の大会連覇を果たした。そのなかで、韓国メディアは5大会ぶりに優勝国に関する、あるジンクスが崩れたことを伝えている。

 2019年大会の王者である開催国カタールは、FWアクラム・アフィフによるPKのみでのハットトリックにより、3-1で勝利。韓国、イラン、サウジアラビア、日本に続く史上5か国目の連覇達成チームとなった。

 韓国のサッカー雑誌「ベストイレブン」は、「韓国を破れば優勝する。アジアカップの『優勝の方程式』と言われたジンクスが崩れた。イランを破って決勝に進出したカタールが、韓国を破ったヨルダンを下してチャンピオンになった」と、取り上げている。

「韓国を破れば優勝する。この言葉は、韓国を越えてこそ優勝できるという意味に解釈される。2007年大会王者のイラクは準決勝で韓国をPK戦の末に破り、決勝戦でサウジアラビアを破って優勝した。2011年も同じだ。準決勝は韓日戦となったが、試合は2-2のままPK戦となり、韓国を破った日本が決勝で延長戦の末にオーストラリアを1-0で下して優勝した。その4年後、オーストラリア大会では決勝戦で開催国オーストラリアと韓国が対戦。オーストラリアは韓国を2-1で下した。2019年大会でもアジアカップの『優勝の方程式』が適用され、準々決勝で韓国を1-0で下したカタールが、ベスト4でUAE、決勝で日本を破って頂点に立った」

 そのなかで、今回は準決勝で韓国を2-0で下したヨルダンが決勝でカタールに敗れる形となり、「ヨルダンは優勝に失敗。ついに方程式が崩れた」と伝えていた。

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