ブライトン三笘が逆転負けの一戦で意地 ゴール目前の“アシスト未遂”に反響「惜しい」

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

後半31分にファティのシュートシーンを演出

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間2月10日に敵地で行われたプレミアリーグ第24節トッテナム戦でフル出場するも、チームは1-2で逆転負けを喫した。そのなかで、後半31分の“アシスト未遂”のシーンが注目を集めている。

 2列目の左に入った三笘は、前半6分にエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンのスルーパスに抜け出すも、相手2人のマークではチャンスには至らず。同10分には対峙したイタリア代表DFデスティニー・ウドジェと対峙。タッチライン際で一度は倒されるも粘り強く食らいつき、ファウルを受けるなど火花を散らした。

 その後、ブライトンは前半16分には元イングランド代表FWダニー・ウェルベックがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをドイツ代表MFパスカル・グロスが冷静に沈めて、先制に成功した。

 ブライトンは前半29分、敵陣でボールを奪うと、スルーパスに反応した三笘がペナルティーエリア内左45度から右足シュート。これは相手GKの好セーブに遭い、ゴ-ルはならなかった。

 1点ビハインドのトッテナムは後半16分、サイドからのパスをセネガル代表MFパペ・マタル・サールが折り返し、ポストに当たった跳ね返りをマタル・サールが自ら押し込んで同点に追い付く。そして、トッテナムは後半17分に韓国代表FWソン・フンミンを投入し、攻撃のギアを上げる。

 そのなかでブライトンは後半31分、三笘が左サイドをえぐり、マイナスの折り返しを中央へ。しかし、スペイン代表FWアンス・ファティのシュートは枠を捉えられず、チャンスを逃した。「SPOTV NOW」公式X(旧ツイッター)が「三笘薫がPA左からマイナスのクロスを供給! 走り込んだアンス・ファティが合わせるが、シュートはわずかにゴール右脇に逸れる…」とこのシーンを取り上げると、「アシスト未遂多すぎ」「惜しい」「決めてくれていればな~」「これは決めたい」といった声が上がった。

 試合はドロー決着かと思われた後半アディショナルタイム6分、トッテナムがソン・フンミンのクロスからウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンが値千金のゴールを決め、2-1で逆転勝利を収めた。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング