ブライトンはトッテナムに逆転負け フル出場の三笘は左サイドで“違い”を創出
三笘は立ち上がりと後半中盤でチャンスを立て続けに創出
イングランド1部ブライトンは現地時間2月10日、敵地でのプレミアリーグ第24節でトッテナムと対戦。アジアカップ敗退から合流後の初戦でスタメン出場した日本代表MF三笘薫と、途中出場となった韓国代表FWソン・フンミンのアジア人対決が実現したなか、試合は後半アディショナルタイムにトッテナムが2-1と勝ち越して決着した。
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2列目の左に入った三笘は、前半6分にエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンのスルーパスに抜け出すも、相手2人のマークではチャンスには至らず。同10分には対峙したイタリア代表DFデスティニー・ウドジェと対峙。タッチライン際で一度は倒されるも粘り強く食らいつき、ファウルを受けるなど火花を散らした。
その後、ブライトンは前半16分には元イングランド代表FWダニー・ウェルベックがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをドイツ代表MFパスカル・グロスが冷静に沈めて、先制に成功した。
ブライトンは前半29分、敵陣でボールを奪うと、スルーパスに反応した三笘がペナルティーエリア内左45度から右足シュート。これは相手GKの好セーブに遭い、ゴ-ルはならなかった。
1点ビハインドのトッテナムは後半16分、サイドからのパスをセネガル代表MFパペ・マタル・サールが折り返し、ポストに当たった跳ね返りをマタル・サールが自ら押し込んで同点に追い付いた。
トッテナムは後半17分に韓国代表FWソン・フンミンが途中出場し、三笘とのアジア人対決が実現となった。
後半31分、三笘が左サイドをえぐり、マイナスの折り返しを中央へ。しかし、スペイン代表FWアンス・ファティのシュートは枠を捉えられず、チャンスを逃した。ブライトンは直後にも三笘の突破から攻め込んだが、トッテナムの粘りの守備に阻止された。
その後はともに球際から激しいプレーを見せるも決定打は生まれなかったなか、後半アディショナルタイムにソン・フンミンのクロスからFWブレナン・ジョンソンが決めてトッテナムが勝ち越し、2-1で逆転勝利を収めた。