「私がキョウゴなら、首を絞める」 セルティックOB、古橋同僚の“問題点”に不満爆発
セルティック古橋は25試合で8ゴール3アシスト
スコットランド1部セルティックは、今シーズンからブレンダン・ロジャーズ監督が指揮を執っている。リーグ戦で首位に立っているものの、昨季までの圧倒的な強さは見られていない。FW古橋亨梧も過去2シーズンほどのペースで得点することができていないが、セルティックOBのピーター・グラント氏は、古橋のチームメイトのプレーにも不満があるようだ。英メディア「TBR Football」が報じている。
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今シーズンの古橋は、ここまでリーグ戦25試合に出場して8得点3アシストを記録。宿敵レンジャーズとの大一番でも決勝ゴールを決めるなど、セルティックのエースとして奮闘している。それでも、昨季のリーグ得点王とMVPを受賞したストライカーがロジャーズ監督の下で、最大限の力を発揮できていないと感じている人は少なくない。
その要因の1つとしてグラント氏は、左ウイングでプレーしているホンジュラス代表FWルイス・パルマのプレーに、問題があると指摘した。「現在のセルティックに対してファンは不満をためているとしても、古橋が抱えている不満ほど大きくない」と話すグラント氏は、パルマが加入直後と今ではプレーが変わったと言う。
「(2023年9月の)マザーウェル戦でのパルマは、なぜ素晴らしかったか。クロスを上げ、中央でも仕事をして、ボールを運び、ゴールも決めた。ところが今はどうだ。彼は同じことをやれているか? マット・オライリーが中で仕事をして、クロスを上げて、ゴールを決めている。彼(パルマ)は横パスばかりだ。それが問題なんだ。私がキョウゴだったら、彼の首を絞めに行くね。それだけ彼にはボックス内にクロスを上げにいくチャンスがあった」
「TBR Football」も、グラント氏の指摘に同調して「パルマは最高のパスを供給できると言われていて、実際にシーズンのスタートではそういうプレーが見られた。しかし、今のホンジュラス人は、以前は相手の脅威になっていたクロスを入れることを怖がっているようだ」と、持ち味を出せていないことを問題視した。
すでに国内の2つのカップ戦とUEFAチャンピオンズリーグで敗退しているセルティック。残されたタイトルとなるリーグ優勝を成し遂げるためにも、チームの得点源である古橋にボールを集めたいところだが、ロジャーズ監督は連係を高めることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)