本田所属のミラン、伊代表MFと契約延長で合意 条件は年俸倍額…中国人グループもゴーサイン

替えの利かない存在となったボナベントゥーラ 年俸は倍額の2億4000万円に

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラと2020年6月まで契約延長で合意したことを発表した。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、その条件が年俸倍額と報じている。

 ボナベントゥーラは2019年6月までの契約で、昇給を求める選手サイドとの間で契約延長交渉が持たれていた。ミランは現状、クラブの決定事項に対して3月以降に株式の約99%を取得することで合意している中国人グループの承認を必要としているが、そのゴーサインが出た模様だ。

 その年俸額は100万ユーロ(約1億2000万円)から200万ユーロ(約2億4000万円)への倍額になったとしている。

 昨季序盤は本田とトップ下のポジションを争ったボナベントゥーラだったが、シーズン途中からは本田が右、ボナベントゥーラが左のサイドハーフに定着。今季は3ボランチの一角と左ウイングを兼務し、ミランにおける替えの利かない存在となっている。

 本田が今季限りで切れる契約の延長交渉すら持たれない状況にあるなか、1年半前に激しくポジションを争ったライバルは背中の見えない存在になりつつある。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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