日本での前日会見ではベッカム氏の姿は見当たらず

　米メジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミは現在、アジアツアーを回っている。2月7日には日本のJ1ヴィッセル神戸と親善試合を行う予定だが、共同オーナーを務める元イングランド代表MFデビッド・ベッカム氏の姿は、前日カタールにあった。韓国メディアはその近くに映る母国閣僚に注目している。

　6日に都内で前日記者会見を開催したインテル・マイアミ。本来会見にはベッカム氏、ヘラルド・マルティーノ監督、MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバ、FWルイス・スアレスが参加予定だったが、開始5分前に急遽変更。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのみの登壇となっていた。

　姿の見えなかったベッカム氏は、当日カタール・ドーハにいたようだ。同国で行われているアジアカップ準決勝、韓国代表対ヨルダン代表の試合（0-2）のVIP席に、ベッカム氏が佇む様子が捉えられている。

　韓国メディア「Asia Business Daily」はベッカム氏と同様にVIP席に座る大韓民国国防部長官のシン・ウォンシク（申源湜）氏に注目。「ベッカムの隣のVIP席に大韓民国国防部長官」と紹介し「シン・ウォンシク氏がVIP席で試合を観戦。ベッカムも観戦したアジアカップ準決勝で、韓国はヨルダンに0-2で敗れ決勝進出はならなかった」と残念な結果も含めて伝えていた。

　ベッカム氏がこの試合を観戦した理由は現状明らかになっていない。またインテル・マイアミは日本来日の前、4日に香港で同国選抜と対戦。その際に現地ファンが楽しみにしていたメッシが出場しなかったことで、観衆から大ブーイングを受けた出来事もあった。

　香港の件でベッカム氏にも火の粉が飛ぶ事態となっていたが、日本で行われた会見でメッシ自ら怪我の影響で出場を見送った経緯が説明されている。