ミランがウイングの新戦力獲得に失敗 放出が噂される本田は“消極的な残留”か

エバートンがデウロフェウに対するミランからの獲得オファーを拒否

 ACミランが日本代表FW本田圭佑の代役となるウインガーの獲得に失敗したことが判明。公式戦11試合連続で先発落ちとなっている背番号10が、ベンチ要員としてチームに残留する可能性が高まってきた。英地元紙「ガーディアン」が報じている。

 ミランはエバートンのスペイン代表FWジェラール・デウロフェウの獲得に動いていた。強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOは、「我々はエバートンと交渉を続けているが、まだ合意には達していない。我々は自動買い取りオプション付きであろうが、買い取りオプションなしであろうが、構わないとエバートンは知っている。明日我々は交渉し、解決策を見出すだろう」と語っていた。ミランにとってデウロフェウは、今冬の移籍市場で唯一の補強候補であり、すでに代理人がミラノ入りし、選手とは移籍で個人合意に達していたという。

 エバートンのロナウド・クーマン監督も、放出にゴーサインを出したとレポートされてきたが、最新のレポートではミランの期限付き移籍のオファーをエバートン側が断ったという。ミラン以外にもアヤックスやミドルスブラがデウロフェウの獲得に興味を示している状況であり、記事では「スペインU-21代表選手のグディソン・パーク(エバートンの本拠地)での将来は不透明だ」と報じられている。

 

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